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Beginner#14 〈総まとめⅢ〉10のアンサーと疑問

更新日:2022年10月7日



前回からつづく総まとめシリーズですが、今回はBeginnerレベル13と紐づいた内容となります。


まだ、質問に答えられていない方は簡単ですので、ぜひご回答していただいてから読んでいただくことをおすすめします(2択~3択で答えられる質問です♪)


ご回答いただいたみなさん、ありがとうございました。

それでは、各質問ごとの意図、疑問点などを解説していきます。


この記事でわかること

  • 方法論でも説法でもない大人自身が考えるきっかけになる

  • 育てる側の成長と可能性が広がる

  • Middleの伏線


10の問は子育て・教育の重要なターニングポイント


Q1.あなたは子育て又は教育をしていますか?


している方がほとんどかと思います。 いましていなくても、いずれ年齢と経験を重ねれば部下への教育やチームの統率などまかされることがあるかもしれません。

しかし、この子育ても教育も、育てる側・教える側にはリーダーシップ、コミュニケーション能力、論理的思考、さらに自分の感情と時間のコントロールが必要となるため、相当な神経を使います。


ますは、子育てと教育のちがいを認識し、親としてどうするか?教育者としてどうするのか?立場を理解することが重要です。


子育てと教育のちがいはコチラをチェック


余談

ご家庭によっては、妻が夫に子育てを教育する…なんてことも!Twitterで少し話題になっています⇒気になる方はコチラ




Q2.その子育てや教育はうまくいっていますか?


何をもってうまくいっていると思うか?も考えると難しい質問だったかもしれません。


聞き分けのいい子、うるさくしない子、一人でも大丈夫な子…親や大人都合の一時的な「いい子」に育てる必要はありません。土台ができているか、一歩先を照らしているかどうかです。 うまくいっていても、いかなくても大事なのは振り返りですので、what・whyの表で考えてみましょう。

うまくいった

うまくいかなかった

目標

What(なに)

例)

喧嘩の仲裁

自ら謝る

怒りすぎた

余計なことまで言った

​怒る⇒暴力✕

準備・挨拶をする

Why(なぜ)

相手の感情を理解

時間をかけたから

うやむやで終わらせなかったから

イライラしていた

自分の時間

睡眠や体調

​感情的になって手がでる習慣をつけないため

自立・礼節は最低限必要だと考えるから


違う環境で同じことがあった時に、伝え方などは変えながら、「うまくいった」を増やしてほしいです。


その伝え方や具体的な内容や例はMiddleでご紹介していきます。 それを知ることで、子供が何か思い悩んだり、何もやる気がない時でも引き出し方のヒントになるかと思います。



Q3.子どもから何か学びますか?


ほとんどの方が、子どもから学ぶことがあったと回答されていました

では何を学びましたか?


「子どもから学ぶことが多い」と考える大人の仕事や考え方は優秀でクリエイティブである傾向が高いです。

大人になると著しく落ちる観察力創造力が圧倒的に子どもにあり、多くのことに気づかされるからです。


・自然や生物(動物の鳴き声/人の死) ・信号の緑をなぜ青と呼ぶのか(日常の疑問)

・ないものから創る遊び(枕でお城をつくる/ごっこ遊び) ・根拠のない自信からの行動力(危なくても好奇心が上回る)


「〇〇を学んだ」を活用することで、子どもは創造力を失わず、子ども心を失わない大人は子どもにかなりリスペクトされます。お互いを評価しあえるこのサイクルをMiddleでも解説していきたいと思います。


IDEO(アメリカ:デザインコンサルタント会社)創設者のDavid Kelley氏のTEDのスピーチ参考



Q4.子どもに何か期待・もしくは望みはありますか?


期待や望みは親であれば、教え子であれば、あって当たり前です。 だからこそ、その子が周りの評価以上の大業を成し遂げた時は、何ものにも代えがたい喜びがあるでしょう。


しかし、そのバランスが難しいのも事実です。 期待しすぎれば、子どもにとって負担になりますし、気にしなさすぎるのも疎外感を感じます。


子どもが親の期待にこたえることを目標にしてしまうと悲劇がうまれます。 こちらはBeginnerですでに具体例であげているので、ぜひ振り返ってみて下さい。



Q5.子どもが食べる物、時間管理などアナタが決めていることはどれくらい?


年齢にもよりますが、時計や生活リズムができたら、子どもが自発的に動くように誘導してあげると、夏休みや長期休暇などでも時間管理ができる子に成長します。


「自分で決める」


意外と子どもに聞くと、自分で決めることが嬉しいときがあります。

JUMP&LEAPが開催している『ゆるパル』も「とにかく自由に」「好きなだけ動いていい」そうすると、絶叫するほど楽しんでいます。


  • 自分で決めて自分で作ってみる

  • 自分で決めて自分で準備する

  • 自分で決めて自分で買う


最初は怖がってできないなどあるかもしれませんが、いろんな状況を少しづつ経験する機会はそれとなくあるといいです。




Q6.子育てで夫婦・家族で口論になったことはありますか?


夫婦や家族、育ってきた環境や考え方は、それぞれ違うため言い合いになるのは当然です。

実の親であっても、違うのですから夫婦ではもっと違うと思います。


だからこそ、ぶつかり合うより前に、子どもの時の環境や育てられ方など昔話をして、お互いをもっと知るといいかもしれません。

なんでもないふとした時や、リラックスした時に話すと◎


こちらは、コミュニケーションのトレーニングとしてよく使われる、『アサーショントレーニング』に近いものです。 こちらは、Middleまたは、さらに上の段階Expertにて実践も含めて解説していきます。



Q7.子どものスケジュールや交友関係までしっかり把握していますか?

いらっしゃらないかと思いますが、スマホは見ないことをおすすめします。

プライバシーは家族であっても大切です。

心配だからこそ、気になりはじめるかもしれませんが、信用を失いかねないのでやめましょう。


交友関係でのトラブルは、トラブルが起こる前にさまざまな場合を想定するといいです。

冷静にどうやって対処するか一緒に考える。これは家庭でも学校でも使えるので、ぜひご参考ください。



Q8.ところで、なぜパルクールを?

子どもの意志であれば充分です。

そうであれば、つづける理由もやめる理由も子どもの意志でありつづけてほしいです。


やむをえない理由を除き、なるべく親の身勝手な考え方でやめないようにしましょう。



Q9.他人の家の子や他の指導者をみて羨ましいと思うことがありますか?


羨ましい、は何に対して感じるのか、よく考える必要があります。


結果だけを羨ましいと思うのは危険ですが、その過程をみて羨ましいと思うことはいい傾向です。

その心理を利用して行動力に変えることかできます。また、自分を成長させるために少しレベルが高い(もしくは目標設定が高い)人と同じ場にいることで影響を強く受けます。


JUMP&LEAPで9月から10月にかけて開催する特別授業(ワークショップ)は、まさにうってつけです。 自分の技の精度をあげ、さらに他の場所でも応用していく考え方が共通認識である集団ですることは著しく成長できるきっかけになります。


何事も「少しできればそれでいい」はもったいないかもしれません。



Q10.アナタにとって子どもはどんな存在ですか?


それぞれ答えがあるかと思います。


5歳になるまでに死亡してしまう子供の数は、日本では1000人中4人なのに対して、開発途上国では74人、さらに後発開発途上国では130人。(JICAの調査より)

JUMP&LEAPがある富谷市は未就学児が約3000人います。 上記によれば、そのうち約12人がなんらかの病気や事故で亡くなってしまう計算になるので、いままで生きてきたことが100%あたりまえではないことをわかっていただければと思います。



最後に1つ私が衝撃を受けた、ある人の台詞をこちらでご紹介させていただきたいです。


ハリソン・フォード主演の映画 「永遠に変わらないものなんてあるか?」という仲間に対して言ったセリフ

「…いやある、子どもへの愛だ」

映画だからでてくる言葉ですが、離れていてもそう思えるのはステキですね。




おつかれさまでした!


これまでBeginnerを読んでいただきありがとうございました! 皆さんの反響もふまえて、Middleではより役立つ内容をご紹介します。

…やっとスマパルが皆さんの子育てや教育に役立てるかもしれません。


少しだけご紹介すると

・世界で教育がすすんでいるといわれ注目される「フィンランドの教育」×「パルクール」

・教師を育てる教師が考えるこれからの日本教育×パルクール


これらは、今の日本の教育に疑問をもたないと少しまずいかもしれないと思う内容です。

「どうでもいい」 「めんどうだから学校に行きたくない」 「勉強もしたくない」


どんなにやる気のない子でも勉強ができない、運動ができない子どもはいません。

保護者の方、教育を志す方に知っていただきたい内容です。


JUMP&LEAP(パルクール)×学校教育の活動にも注目していただければと思います。



それでは、また♪

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